祖国とナトリウム

原曲：ロミオとシンデレラ

私のお塩悲劇の調味料にしないで
山ほどかけさせて
そんな気分です

両手あわせていただきます
ほかほかご飯しあわせです
楽しい食事の時間です

香り立つ魅惑の味噌汁
食卓のおかずを眺める
今夜はどれから食べましょう

漬けもの イクラ
たらこ 塩辛
添加物はやや苦手です
アメリカさんのお菓子すごく…鮮やかです…

おいしいものがあるのならば
食べたいと思う 普通でしょう？
すこし味付け 薄いのならば
かけてあげるこの塩…

ずっと恋しくて塩じゃけが
塩分だけで生きてけます
魔法よ時間を止めてよ
ゴツい人に邪魔されちゃいます

振りかけたいよナトリウム
でもその名前(成分名)で呼ばないで
そうです むすびになくては
そうじゃないと美味しくないです

ねぇまだ塩かけてくれる？

背伸びをした高い寿司から
すき焼き マグロ 鯛のお頭
今日だけ散財許して

塩分過多の境界線
守る人は今日はいません
越えたらどこまでいくんでしょう(血圧数値的な意味で)

ヒかれるほどにからいほどに
しょっぱくしてしまう私です
ドイツさんはソルトのこと嫌いみたい

私のためと差し出す手に
握ってるそれはトマトでしょう
かけたいです濃口醤油
叱られるほど豆腐へ…

腹が鳴り響くご飯どき
しめサバだけは譲れません
ですから早く諦めて
プロイセンにじらされちゃいます

きっとあの子(イタリア)もそうだった
パスタ鍋持って戦に出た
わかります私も同じです
だってもっと味わいたいです

食い意地は人一倍です

検査の結果そっと覗いてみませんか
人間ドック再検になっていませんか
まだ大丈夫もっともっとぎゅっと漬け込んで
だけどやっぱり減塩も考えてみましょうか

また今度善処します

高血圧の人口約３人に１人らしい(※推定4000万人)
どうしようこのままじゃお塩は
ドクターに止められちゃいます

でも私より欲張りなフランスさん今日もフルコース
私は粗食でいいです
落ち着いたのはいつもの味でした

染みつきすぎた食文化
イギリスさんは手遅れらしい
どうしようこのままじゃ私も
いつかは食事制限

その前に行こう二次元
 

へ？あぁ、そうなん。

原曲：え？あぁ、そう。

表面の俺だけを見て全てを量ろうなんて
そんなんはお門違い笑わせんといてや
やけどたまには愉しいことも必要やと思うで
気が済むまで俺だって満足したいんや

目の前から消えていった脆弱な国みたいに
ガタガタって震えてるお前の顔がたまらへん

なぁ、楽に逝くのがええなら
自分なぁ、もっと本気を出せや
逃げるなんて許さへん(わ/で)
やっぱりそんな程度なんやろ

小国もええと思うけれど大国も嫌いやない
そんな俺の事を我儘て言うん？
KYとか鈍感とか言わせておけばええ
他国の嫉妬なんて俺には意味ないで

掌から消えていったあいつらの国みたいに
じわじわ弱らされるこの悔しさたまらへん

さぁ無敵艦隊を見せてや
眉毛と俺とどっちが勝つか
EAPANAの本気を見せたる
本当の実力はこれからや

絶望とか虚しさとか　
所詮それは自業自得
そういうんを振り払って
親分やって思わせて

もうトマトを作ればええんやろ
一体どこに不満があるん？
いっそ子分と作ろうか
せやから、ほらな、笑ってや

さぁ、トマトの収穫しようか
その手で最後までもぎ取って
いつまでやっても終わらへん
シエスタ、しよか、そろそろ限界


「おやすみ…」

は？いや、却下。

原曲：え？あぁ、そう。

お前らだけの支配下に世界を納めるなんて
そんなのはお門違い、笑わせないでくれ
すぐに海賊止めるなんてそんなのは有り得ない
気が済むまで俺だって満足したいんだ

手の内へと納めてきたいくつもの国みたいに
ぐるぐるって混ざるようなこの感じが堪らない！

なぁ、ぶっ潰す覚悟があるなら
俺をもっと　本気にさせろ
逃げるなんて許さないぜ　
やっぱりそんな程度なんだろう？

素直さも良いと思うけれど詭弁さも必要じゃない
そんな俺のことを我儘だと言うの？
外道とか卑怯だとか言いたいだけ言えばいいさ
他人の価値観なんて俺には分からない

女王(ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ/ﾌﾟﾘﾝｾｽ)がつける様なカラフルな石みたいに
キラキラって光る様なこの時代が堪らない！

さぁ、太陽は早く沈めよ
いつまで、昇り続けるつもり？
超絶的【自主規制】をお見舞い
本当はそろそろ厳しいくせに

楽しいとか助け合いとか
所詮それは自己満足
栄誉のある孤立をして
いいんじゃない？って信じてる

もう、ぶっ潰されればいいだろう？
一体、何に不満があるの？
いっそ、こうなったら逃がさない
だからな、ほらよ、覚悟しろ

さぁ、沈みゆく 自分の時代
その目で最後まで見届けろ
奇跡がいつか起こるかも？
だけどさ、でもよ、そろそろ限界？


「・・・あぁ、もうあかんわ」