飛んで 飛んで 飛んで 捕まって 毟られて 籠められて 魅せられた 囚われた 私は哀れな蝶々
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この世で一番好きなのは誰かと聞かれても答えられないなと気がついた。
それはただたんに決められないほどみんな好きなのか、
それとも決める選択肢を見いだせないほどみんな好きじゃないのか。
ああそもそも私は"人"が好きじゃないのかもしれない。
私も人だというのに何という矛盾。
だからとりあえず今は紙の上の人物の名を答え、私は現実から逃げて紙上へとこころを飛ばすのだ。
ここで堂々と世界一に二次元のみにしか存在しない者の名を言えるほど現実を捨てきれない弱虫な私をどうか誰か赦しておくれ。
どんなに人を現実を世界をこの世を、嫌っても憎んでも嫌悪しても憎悪しても、
どうしても捨てる気にもなれず憎みきることも出来はしないから。
だから私をこのセカイを嘆きながらも慈しむのです。
顔は笑って心は泣いて。
それでも生きるんだよ。
死にたくはないからさ。
それでいいのだよ。
どうしようもなく弱い生き物だからさ。
逃げてばかりでごめんなさい。
現実を見つめ続けることを諦めてごめんなさい。
憎むばかりで愛することをやめてごめんなさい。
それでも私は私でいていいですか。
生きていることを誰か認めてくれますか。
私は生きていますか。
私は生きれていますか。
しょせん私にお似合いなのは滑稽で醜悪で稚拙で矛盾したフールなのでしょう。
とにかく意味のあるのかないのか分からないこの胸一杯のごめんなさいと躯に満ちる悲しみを
誰ともしれない何かに捧げよう。
何かしら他から奪うことで生きる我らに乾杯。
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